どうも、A-Tenbinです。
工場を切り盛りする経営シミュレーションゲームの『Little Big Workshop(リトルビッグワークショップ)』に、ここ数日ハマってました。Steamのライブラリ画面で見ると、なんと40時間超え。面白いゲームって気づくと平気で数時間たってたりするので、困ったもんです。

Little Big Workshopのタイトル画面
ゲーム内のマイルストーンをすべてクリアしたので、一旦、このゲームのレビューをしておこうと思います。
工場長になってBigな工場にしよう!
このゲームの目的を簡単に説明すると、プレイヤーは工場の工場長になって、いろいろな製品を作り利益を出して、工場をさらに大きくしていく、そんな感じになってます。
もちろん、工場ですから、プレイヤー自ら製品を作るわけではなく、工場長の代わりに製品を作ってくれる社員を雇っていくことになります。
この社員が、リアルタイムに工場内を動き回り、材料を加工して部品を作ったり、その作った部品を組み立てて製品に仕上げていくのですが、ちっちゃな社員が動き回っているの見ているだけでも、結構、楽しめますよ。

工場で一生懸命、製品を作る社員
さて、社員を雇ったら後は自動でゲームが進むわけもなく、工場長として「やるべきこと」がたくさんあります。
工場でどんな製品を作るか決める
「プラスチックのおもちゃ」や「家具」など、どれを作ったら利益が出るのか?最初から最後まで作る製品を決めるのは工場長であるプレイヤーです。市場の売れ筋から選んでもいいし、得意先からの依頼を受注してもいいです。
得意先からの評判を高くしたり、新しい得意先を獲得したりすると、作れる製品も増えていきます。
また、市場の場合は、需要と売れる値段が時間と共に変化していくので、うっかりタイミングを逃すと赤字になったり、需要が無くなって売れなくなったりするので、気をつける必要があります。

儲かりそうな製品を見つけて作っていこう
一方、得意先からの依頼は比較的条件の良い値段で契約することができますが、納期があるので納期までに製品を作り上げる必要があります。たまに緊急の依頼があったりして、ちょっとした緊張感を味わえます。
製品の組み立て工程を考えて計画書を設計する
ゲームでは色々な製品を作れるんですが、同じ製品でも要求される仕上がり具合や納期に差があり、使う材料や工程(作り方)を変更する必要があります。後半になると作業をする機械の種類も増えてくるので、目的に合わせて最短で完成する工程や利益が大きくなる工程なんかを設計していくことになります。特に後半で出てくる高度な製品はかなり複雑な工程の設計が必要になり、脳ミソを酷使することになります。

最適な材料と工程の組み合わせを見つけるのがゲームのだいご味
1つの製品だけを作っているのならいいんですが、工場の効率を上げて、より利益を出そうとすると、複数の製品を同時に作っていくことになるので、機械の待ち時間なんかも考慮しながら工程を組んでいくことになります。
製品の作成に必要な機械を導入する
これ、上に書いた計画書ともすごく関係するんですが、材料や部品の加工には機械が必要になります。プラスチック、木材、金属といった材質の違いや切断、曲げる、くっつけるといった加工方法の違いで作業ができる機械が変わってきます。
つまり、製品を作りたくても、その製品の作成工程に必要な機械がないと作れないってことなんですね。こちらも後半になるほど高機能な機械が出てくるので、工場の成長に合わせて少しづつ拡充していく必要があります。

効率的な機械の配置を考えるのも楽しい
また、機械もうまく工場内に配置しないと部品の移動に時間をとられてしまうので、ここも脳ミソの使いどころです。若干、効率厨ぎみの私にとって、計画書作成と機械配置がこのゲームにはまったツボですかね。ものすごく時間泥棒です。
いよいよ、製品を作る(のを眺める)
ここまでくれば、ようやく製品の作成スタートです。
工場長であるプレーヤーの作った計画書に従って、社員たちが所狭しと動き回って、機械を動かし製品を少しづつ仕上げていきます。そして、製品が仕上がったら、納品して一件落着です。納品までは工場長も機械が壊れてないか?とかチェックする必要があるので、ゆっくりもしてられません。

出来上がった製品を納品のためトラックに積込む社員
この間に、次の製品の作成計画も作っておきたいところです。
社員が倒れないよう休憩室を作ろう
また、社員たちは疲労がたまったまま、休憩しないと倒れてしまいます。
そこで、工場長の大事な仕事として、休憩室の設置が必要になります。
最初はスタート時点からある小さな休憩室でも問題は起きませんが、社員が増えてくるのに合わせて休憩室の設備とかをレベルアップしていかないと、社員が休憩できずに工場内で倒れてしまい、大幅な時間のロスになるので要注意です。

社員がゆっくり休憩できる休憩室を作ろう
やってみると楽しいよ
他にもやることはいっぱいあるんですが、そこはぜひ、プレイしてみてください。
自分の工場が、最初は本当に狭い敷地内でプラスチックのおもちゃみたいな簡単な製品だけしか作れなかったのが、敷地を拡げ、社員と機械を増やし、ロボットみたいに高度な製品が作れるほど大きくなっていくのを見るのは楽しいですよ。
あと、ライバル企業から、ちょくちょく嫌味の電話がかかてくるので、よいスパイスになってるかと。
Steam:「Little Big Workshop」のページ
